妻に頼みごとをされた時の「あとでやる」がダメな理由

夫婦生活

妻に「お風呂洗ってくれる?」と頼まれて「あとでやっとく」と答えると妻がすごく不機嫌になることがありませんか?ほかにも、片づけを頼まれて「ちょっと待って」と答えると妻が怒って自分でそそくさと片づけ出したりする事も。。

「別にやらないとは言ってないんだけど、、」いや、むしろ「やる」と言ってる。。そんな気持ちでモヤモヤしますよね。

しかしこれ、妻側の「夫に対してイライラすること」でもよく耳にするあるあるネタなんです。

「あとでやるつもりだったのに、、」なぜ妻は怒るのか?今回は、妻から頼みごとをされた時に気を付けたい「あとでやる」という禁断のセリフについて解説します。

最大の要因は不明確な「あとで」

「あとでやるよ」と答えられた妻は「いつなの?」という疑問を抱きます。
5分待てばいいのか、30分なのか。。「ひょっとすると1時間後になるんじゃ、、?」そんな思いが脳裏をかけめぐります。


自分の思う「あとで」と妻が持つ許容範囲には差があります。「今見てるテレビ番組が終わってから」と自分では思っていても妻にその考えは伝わりません。ひょっとすると妻は、「次のCMになったら動いてくれるかしら」と考えるかもしれません。そうだとすると、そのテレビ番組が「終わってから」では遅すぎるといったことにもなります。


こういった「いつになるのかわからない」という不透明さが妻をイラつかせる最大の要因です。

仕事場におきかえて考える

外では頑張れるけど家では頑張れない男性は多いものです。僕も以前はそういうタイプでした。そんな人は家での出来事を仕事におきかえて考えてみましょう。

部下や後輩に頼み事をして「あとでやっときます!」と答えられたとします。
しかしいつまでもケータイを見ていたり、仲間とおしゃべりをしていたりして行動に移してくれなかったら「コイツ、いつやるんだ、、?」と不安になりますよね。

家でも同じことが起きてしまっているんです。

妻に頼みごとをされて「あとでやる」と答えてから、夫がいつまでもケータイばかり見ていたり、テレビから離れなかったりしていると、妻は「この人、いつやるんだろう、、?」と不安になります。
その不安が妻のイライラの原因なっているのです。

「あとで」に必要なのは「時間枠」

いつやるのか具体的に分かれば妻も無駄に不安になったり不機嫌になったりしないですみます。「着替えたらやるね」とか「このニュースだけ見たらやるね」といった感じで、取り掛かる時間を明確に示してあげましょう。
そうすれば自分にとっても有言実行となるタスク管理として効果的ですし、妻も安心できます。


ただ、言うまでもなく一番良いのは「すぐやる」ことです。
あまり先送りにせず、できる事ならすぐやる。どうしても手が離せない状況にあったり、心の準備が必要だったりして取り掛かるまでの時間が欲しい時は具体的な「時間の枠」を伝えるように心がけるのがポイントです。

妻の頼みごとは氷山の一角

妻は家庭の用事を常に複数抱えて行動しています。夫に頼みごとをするのは、夫がやってくれているその時間で、同時に別の用事をこなすことができると考えているからです。「やってくれればすごく助かる」しかし夫が取り掛かるのが遅ければ「私がやった方が早いのでは、、」と考えをよぎらせます。

お風呂掃除を頼むのは、その間に夕飯の仕込みができるから。そして夕飯の支度が少しでも早くできれば食事の時間が遅くなることもなくなるし、そのあとの片付けも早くなる。そうすれば子どもたちを寝かしつける時間も遅くならないし、コミュニケーションの時間もとれる。妻の頭の中は常に家庭の用事であふれ返っています。
僕たち夫に頼んでいるのはそのごく一部のみ。。しかしそんなごく一部の頼みごとが後のタイムスケジュールに大きく影響を与えることを妻はわかっています。「やってもらえればすごく助かる」「力を借りたい」だから夫の「あとで」に悲しみ、苛立ちを覚えてしまうということを理解しましょう。

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